ヨガ、やさしいポーズと難しいポーズはどちらが重要?
こんにちは!ASUTOREのKAORIです。
今回はヨガの「やさしいポーズと難しいポーズ」についてお話をさせていただきます。
是非気になった方は最後までご覧になってください。
ヨガは難しいポーズよりやさしいポーズが重要
ヨガのポーズにやさしい・難しいといったものを分ける基準はありませんが、身体は皆ひとりひとり違いますから、その人の日常の動作の延長線上にあるものは、その人にとってやり易く、得意でやさしいポーズという分類になります。
やさしい・やり易いポーズ(以下、やさしいポーズ)と難しい・やり辛いポーズ(以下、難しいポーズ)の目的をざっくりお伝えすると
やさしいポーズ→身体の再生
難しいポーズ→癖の矯正
です。
なので、どちらが重要かといえば、身体の再生を促す「やさしいポーズ」になります。
「じゃ、難しいポーズはしなくていいのね!」というわけではなく、難しいポーズも行なっていきます。
頑張って行う必要はなく「とりあえずやっとくか!」くらいで十分です。
私たちは、長年生きてくる間に様々な癖を身体につけています。これは個人で全く異なりますが、例えば学生時代に青春を謳歌した運動部でつけた身体の癖、社会人になって座りっぱなし立ちっぱなし生活等で生じた骨盤の歪み、背骨の歪み、浅い呼吸などもそうです。これらが時間をかけて身体の様々な部分に影響を及ぼし、不調や病気、生活習慣病として現れてくることも少なくありません。ヨガの動きは、この癖の矯正を行うという目的も含まれています。
やさしいポーズはやり易いですが、その人の身体に癖があっても、その癖の延長上で動かせてしまうので、やさしいポーズばかりやっていては癖を引きずりつづけてしまい、癖を矯正することができません。
そこで、自分にとっての難しいポーズが登場します。
難しいポーズは、それ自体が目的になるというよりは、やさしいポーズを正しく行えるよう(癖を外して行えるよう)にするためのステップです。難しいポーズは癖が強く出ていると、癖が負担となり思うように身体が動きませんが、思うように動かないことで初めて自分の癖と向き合うことができます。思うように動かなくても、とにかく動かしていただくことで動作の全てに大きな負荷がかかり、それが癖の矯正になります。
とはいえ、ヨガは自分にとってのやさしいポーズに重きを置き、やさしいポーズを丁寧に(形を綺麗に、という意味ではなく、気持ちを込めて)心地良く行うことが大切です。
まとめ
「身体が硬いから私はヨガに向かないのでは?」「ヨガって難しいポーズとかとるんでしょ!?無理無理! 」という声をよく耳にします。そんなヨガのイメージは今日から手放してください。
以前にもお伝えしましたが、ヨガを行うにあたり身体の柔軟性は全く関係ありませんし、本来のヨガは難しいポーズをとることを目的になどしていませんのでご安心ください。
ヨガの動きは、自分の得意が自分の苦手を引っ張り、ときどき向き合う苦手が得意の質を上げてくれる、という考えのもと行います。
散々苦行をしてきたお釈迦さまも言っています。
「苦行はいらない」と。
健康は、楽しみながら手に入れましょう!
今回も最後まで読んでいただき有難うございました。
今後も為になる投稿をしていきますので、是非ご覧になってください!