リンパとヨガの関係

こんにちは!ASUTOREのKAORIです!
今回は「リンパ」とヨガの関係についてお話しします。リンパは浮腫みだけでなく、免疫にも関わる大切な存在でありヨガとも深く関係しています。
是非気になった方は最後までご覧になってください!

リンパの役割

リンパとはリンパ液(主成分は血漿と白血球の一種であるリンパ球)のことを言います。リンパ液の流れる菅をリンパ管と言い、リンパ菅は静脈に付随して伸びています。私たちの体にはリンパ節と呼ばれる免疫器官が身体中に点在しており、特に大きな箇所だと足の付け根や脇の下、首、小腸にあります。血液と違ってリンパ液自身は自力で移動することができないので、筋肉の動きによって動かされています。
リンパ液は、筋肉の動きによって身体中を巡りお仕事をし、健康を維持してくれていますが、リンパ液が身体中に回らないと何が起こるかと言ういうと、免疫機能が低下したり、病原菌や癌細胞が増えたりします。
リンパ液は常に静脈と接していて、その間に流通関係をつくっており、侵入したり戻ったりしています。なぜそれが必要かというと、白血球とのつながりが重要だからです。白血球は赤血球と同じで血管の中を回っていますが、白血球は病原菌やウイルス、がん細胞などをキャッチするお仕事をしています。そしてリンパに戻ってきて、リンパ節でそれを駆除するわけです。そのためにリンパは身体中を巡っていなければならないのです。

ヨガとリンパ

リンパを巡らせるためには筋肉の動きが必要ですが、ヨガではどんな筋肉の動かし方でリンパの重要な部分へアプローチをしているかというと、たとえば「開脚しながら捻る」という動きをすると腹回りや股関節周りの筋肉の伸びを感じられると思います。この時、腹直筋が伸びてリンパ液を動かし、リンパ節のところにリンパ液が流れて、結果そこへ入ってきた白血球がリンパ節まできてここで病原菌やがん細胞を駆除して体外へ出していきます。
これと同様に、その他のヨガの動きにもリンパ節へリンパ液を流し、健康にとって不要なものを排出してくれる動きが多く存在するため、ヨガは免疫機能の向上や維持にも大変効果があるのです。

まとめ

リンパの流れが悪くなると基本的に浮腫みます。見た目は別として、浮腫みそのものは問題ではありません。
浮腫みができるということはリンパ液が動かないと言うことなので、免疫機能の低下や、それによって引き起こされる疾患の方が問題になります。
リンパには筋肉の動きが必要になります。運動習慣を身につけて、常に身体中にリンパを巡らせることができる筋肉をつけましょう!

今回も最後まで読んでいただき有難うございました!
今後も為になる投稿をしていきますので、是非ご覧になってください。