「ヨガ」か「ヨーガ」か。

こんにちは!ASUTOREのKAORIです!
今回は「ヨガ」か「ヨーガ」か、についてお話しします。
是非気になった方は最後までご覧になってください!

ヨガ?ヨーガ? Yogaをどのように読みますか?

今や誰もが存在は知っている「ヨガ」ですが、Yogaをどのように読みますか?日本人の多くが「ヨガ」と読むことがほとんどだと思いますし、日本では「ヨガ」が定着しています。
ですが、実は世界から見ると「ヨガ」と発音している国は日本くらいなのです。アメリカ人は「ヨウガ(yoga)」、中国人は「ユガ(瑜伽)」と発音します。

Yogaはサンスクリット語

ヨガはインド発祥ですが、「Yoga」という言葉自体はインドの古い言葉であるサンスクリット語です。
日本語には「ア」「アー」「イ」「イー」「ウ」「ウー」「エ」「エー」「オ」「オー」のように、どの母音にも短母音と長母音の両方が存在しますが、サンスクリット語は全ての母音に短母音と長母音の両方があるわけではないのです。サンスクリット語には「エー」と「オー」の長母音があっても「エ」と「オ」の短母音が存在しません。
そのため、サンスクリット語でのYogaは「ヨーガ」と発音されます。

どうして日本人はヨガと発音するのか

サンスクリット語でのYogaは「ヨーガ」と発音される、とお伝えしましたが、ではどうして日本人は「ヨガ」と発音するようになったのでしょうか?それは仏教と大きな関係があります。古くからインドの仏教経典の中にもYogaという言葉は使われていましたが、インドの仏教が中国に伝わる過程で、翻訳者が「Yoga」を「瑜伽(ユガ)」と音写ことが始まりだと言われています。この音写がそのまま日本へ渡り、「瑜伽(ユガ)」として日本の仏教に取り込まれました。この「瑜伽(ユガ)」を踏まえて現代ヨガの紹介者たちが「ヨガ」と訳したことが、日本で「ヨガ」という読み方が主流になった始まりです。

まとめ

よりサンスクリット語に近い発音は「ヨーガ」になりますが、これはどれが正しいとか、間違っているとかではありません。国によって読み方は違いますし、何より「ヨガ」という発音は声に出しやすく日本人にはとても馴染みある言葉。どちらもYogaであることに変わりはなく、大切なことはどのような内容のYogaを行っているかが健康にとって最も重要になります。
「ヨガかヨーガか?」ちょっとした豆知識として知っておいていただくと何かのお役に立つかも?しれません♪

今回も最後まで読んでいただき有難うございました。
今後も為になる投稿をしていきますので、是非ご覧になってください!