身体が冷えている状態で運動するリスク
こんにちは!ASUTOREのYURIです!
この間まで半袖だったのにあっという間にコートが必要な位寒くなってきましたね。
本日は「身体が冷えている状態で運動するリスク」についてお話しさせていただきます。
是非気になった方は最後までご覧になってください!
体温と筋肉
筋肉は冷えると収縮して硬くなります。
体温は午前3~5時に最も低くなり、そこから午後5時頃まで徐々に上昇していきます。
午後2時~8時頃までが一日の中で最も高く、一日の最低体温と最高体温の差は1℃前後になると言われています。
朝起きたてで伸びをしたくなるのも冷えて硬くなった身体を動かしやすくする自然な現象と言えるでしょう。
身体が冷えた状態で急に運動すると、
柔軟性が低下している為、筋肉、腱、靭帯などへの損傷も起きやすくなります。
又、寒さで交感神経が緊張し血管収縮することで、血圧が上がりやすくなり、心筋梗塞や狭心症のリスクが高まります。
筋トレ前の準備
人体の筋肉の約70%以上は下肢に存在しています。
よって、下半身の筋肉を収縮、弛緩させることで効率よく体温を上昇させることができます。
本格的に運動する前におススメのトレーニングをご紹介します。
【スタンディングカーフレイズ】
①足を腰幅程度に開きます。
②足指を床につけた状態でゆっくり踵を持ち上げる。
③ゆっくり踵を床に下ろす。
*この動きを、20~30回を3~5セット行う。
バランスが取りづらければ壁に手をついた状態で行っても良い。
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このトレーニングでは、主にふくらはぎの筋肉が鍛えられます。
ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれ(足裏という説も有ります)
心臓から送り出された血液を再び心臓に戻す循環の過程でポンプの様な役割を担っています。
その為、ふくらはぎの筋肉を収縮させたり緩めたりすることによって、身体全体の血液循環が良くなります。
スタンディングカーフレイズでは特に、ふくらはぎの腓腹筋という部位が鍛えられますが、
そこは速筋と呼ばれる瞬発力を発揮する筋肉の割合が高い為、瞬発力がアップする効果も期待できます。
まとめ
この時期は特に急に運動を始めずに、ご紹介したスタンディングカーフレイズや、
例えばラジオ体操で行う様な軽いストレッチ等を行い、身体を慣らしてから運動を始めましょう。
今回も最後まで読んでいただき有難うございました!
今後も為になる投稿をしていきますので、是非ご覧になってください!